体の中から知る「骨と筋肉」の痛み【5】 骨粗しょう症が原因の痛みを感じない脊椎椎体骨折は、「いつの間にか骨折」と呼ばれており、注意が必要です。 10 авг. 2017 г.
椎体骨折って何?
椎体骨折(ついたいこっせつ)とは、背骨(脊椎:せきつい)の骨折のことをいいます。 どのような症状が出るかについては、椎体骨折が起こった原因によって異なります。 骨粗鬆症が原因となって起こった骨粗鬆症性椎体骨折の場合には、身体を動かしたときの腰や背中の痛み(動作時痛)が主な症状です。
せきついついたい骨折?
概要 背骨の前方にある椎体が壊れて変形してしまう骨折を「脊椎圧迫骨折(脊椎椎体骨折)」といいます。 若・壮年者が交通事故や転落事故で受傷することもありますが、多くは骨粗しょう症による骨脆弱性(骨が脆くなる)を背景として高齢者にみられる外傷です。
腰の骨折れるとどうなる?
腰椎圧迫骨折の主な症状は強い腰の痛みです。 多くは寝返りや起き上がりなどの動作時に強い痛みを訴えます。 さらに、骨折の進行によって神経障害が起こり、下肢の痛みやしびれなどの症状が出現することもあります。 また、背骨のがんが併発している場合などには、骨折が重症化しやすく、強い神経障害を引き起こす可能性もあります。
圧迫骨折 コルセットしないとどうなる?
圧迫骨折後のコルセットの着用 コルセットは、骨折部の安静を保つための治療用装具になります。 コルセットを装着していないと、座ったり、立ったりした時に、重力がかかり、脊椎が潰れてしまう方向にストレスがかかります。 つまり、骨折の圧壊を進めてしまいます。