みゃく‐はく【脈拍/脈×搏】 心臓が規則的に収縮して血液が押し出されるたびに動脈に伝わる周期的な運動。 体表面近くを走る動脈、特に手首の親指側を走る橈骨(とうこつ)動脈に指で触れて知ることができ、成人で1分間60〜100拍。 脈。
脈拍が多いことを何という?
心拍数が120回以上になる頻脈 脈が不規則に打つ不整脈のうち、正常よりも脈が速くなることを頻脈と言います。 正常な脈拍は1分間に60~100回程度とされていますが、1分間の脈拍が100回以上の場合に頻脈とみなされて、これが120回以上の時には病気が原因で起こっていることが疑われるため、精密検査が必要になります。
脈のことを何と言う?
脈拍は、一定の時間に心臓が拍動する回数のことを表しており、通常は1分間の拍動を数えます。 一般的に手首の親指側、動脈が触れる場所で測定するので「脈拍」と言われます。
脈拍で何がわかる?
脈拍を測定することで、①脈拍の回数(多い、少ない)、②脈拍のリズム〔整(規則的)、不整(不規則)の有無〕、③脈拍の性状(末梢血管抵抗の大きさ、立ち上がりの速さ)、④脈拍の左右差などが確認で き、心臓を中心とした循環器系の異常を早期に発見できます。
脈 どこにある?
脈拍数は、手首、首のつけ根、左胸(心臓のある位置)に、指や手のひらを当てることで、簡単に測ることができます。