心拍数が120回以上になる頻脈 脈が不規則に打つ不整脈のうち、正常よりも脈が速くなることを頻脈と言います。 正常な脈拍は1分間に60~100回程度とされていますが、1分間の脈拍が100回以上の場合に頻脈とみなされて、これが120回以上の時には病気が原因で起こっていることが疑われるため、精密検査が必要になります。
脈拍数が多いとどうなる?
頻脈性不整脈について 頻脈性不整脈(以下、頻脈)は、脈が速くなる不整脈で、頻脈が起こると1分間の脈拍が400回を超えることもあり、心臓がドキドキする、めまい、立ちくらみ、さらには失神、けいれんといった自覚症状があり、一部の頻脈では死に至ることもまれではありません。
脈拍が100以上あるとどうなる?
心室頻拍は、脈の乱れはありませんが、1分間に100回以上の拍動が起こります。 心室頻拍が起こると、心室の筋肉が速いリズムで収縮を繰り返すため、血液を送り出すポンプ機能が低下します。 それによって脳に送られる血液が減少し、めまいや失神を起こすことがあります。 これをアダムストークス発作といいます。
脈拍高い どれくらい?
心拍数が50未満や100以上は要注意 特に心拍数が100以上の場合、ホルモンの乱れや貧血などさまざまな問題が起こっていることも考えられます。 運動しているわけでもないのに高い心拍数が続く場合は、早めに医療機関を受診しましょう。
脈拍の危険値は?
運動や 緊張によっても脈は速くなりますが、それは頻脈とはいい ません。 急に1分間に140回以上にもなる場合は危険な状 態といえます。 脈が1分間に50以下と遅くなるタイプです。 1分間に40回 程度まで低下した場合は危険な状態といえます。