自分の手首や首を触って感じるドクドクという鼓動が脈拍です。 通常は手首の内側で測定し、50~100/分が正常範囲です。 人間の身体は血液を心臓から全身に動脈を通じて送り出しています。
脈拍はどれぐらい?
脈拍の正常値は1分間に60〜100回。
脈をはかると何がわかる?
脈拍を測定することで、①脈拍の回数(多い、少ない)、②脈拍のリズム〔整(規則的)、不整(不規則)の有無〕、③脈拍の性状(末梢血管抵抗の大きさ、立ち上がりの速さ)、④脈拍の左右差などが確認で き、心臓を中心とした循環器系の異常を早期に発見できます。
血圧ってどのくらい?
家庭血圧の正常値は、最高血圧が135mmHg未満、最低血圧が85mmHg未満です。 一方、診察室血圧の正常値は、最高血圧が140 mmHg未満、最低血圧が90 mmHg未満です。 上記の値は診察室で測定した場合の血圧値です。 家庭血圧は上記の値より5mmHg低い値を目安にしてください。
緊張すると心拍数 どれくらい?
実はプロの95程度の心拍数は、血液の循環が良くなり酸素やブドウ糖が脳に多く運ばれて、より正確な状況判断ができるようになる、良い緊張状態なのです。 ところが、佐藤アナのように心拍数が120を超えてしまうのは、「過緊張」という状態で、脳が非常事態と判断し、的確な指令を身体に出せなくなってしまうのです。