末期癌の患者の痛みは特に激痛の場合が多く、その上、耐えられないほどのだるさ(倦怠感)や腹部の膨満感、吐き気、嘔吐、息苦しさなど痛みとは異なる苦痛で苦しむことも多い。
癌性疼痛 いつから?
つまり、がん患者さんの早期から終末期まで、時期を問わず起こるのががん性疼痛であり、どの段階にあっても生活の質(QOL:Quality of Life)の向上のため、速やかに治療が開始されるべき疾患です。
ガンの痛みどんな痛み?
「焼けるような」「ビリビリ、チクチクした」「ビリッと電気が走るような」痛みであることが特徴で、普通は痛みを感じないような軽い刺激(軽く触れる程度の刺激)で痛みを感じたりすることもあります。
癌 モルヒネ どうなる?
モルヒネをがんの痛みのために定期的に使用する場合、疼痛緩和の効果の低下(耐性)は臨床上殆ど問題とはなりません。 ただ、がんの進行とともに痛みは通常強くなり、薬の使用量は徐々に増える場合が多いです。 がんの痛みが強くなっても、モルヒネをその都度増量すれば痛みの緩和効果は上がり、モルヒネ投与量には上限がありません。
末期がんどんな症状?
終末期によくみられる症状には、次のものがあります:せん妄。ひどい疲労感。息切れ。痛み。咳。便秘。嚥下障害。呼吸に伴う喘鳴。