手術は全身麻酔で、患者さんの血流状態によって手術内容、特に吻合部位をオーダーメードとするため、微妙な違いはありますが、手術時間は概ね5~7時間程度です。 開頭手術であり、こめかみ付近の剃毛を必要とします。 退院後安定したら、生活の制限は特にありません。
もやもや病の手術方法は?
もやもや病の治療としては、①内科的な治療と②外科的治療があります。 内科的治療では、抗血小板療法(血をさらさらにすること)や抗けいれん薬などの処方を行います。 外科的治療には、直接バイパス術(動脈を直接脳表の血管に吻合、主に浅側頭動脈-中大脳動脈吻合術)と間接バイパス術(硬膜や筋膜などを脳の表面に敷く)があります。
もやもや病 いつから?
もやもや病は、1950年代の後半に初めてその存在に気付かれました. しかしその原因が不明のため、当初、いろいろな病名が付けられましたが、正式には「ウィリス動脈輪閉塞症」と言います. ウィリス動脈輪とは、脳底部で左右の頚動脈と脳底動脈が、リング状につながっていることを言います.
もやもや病の検査入院は?
これは、足の付け根の動脈からカテーテルを挿入し、脳や頭皮の栄養動脈を造影剤で一本ずつ撮影する検査です。 1-2泊の入院が必要で、血管内にカテーテルを入れる侵襲性のある検査ですが、安全で効果的な手術を安全に行うためには必須です。
脳梗塞の手術時間は?
大きさや場所にもよりますが、通常手術時間は2〜3時間です。 また、未破裂脳動脈瘤の場合、入院期間は1週間ほどです。