生まれ育っている場所の日照条件などにより、このメラニン色素の量が変化し、瞳の色の違いを生みます。 日照条件でのメラニン量は、大体生後6ヶ月で決まるそうです。 瞳の色は、育った環境によっても異なっていくということです。
赤ちゃんの目の色 いつ決まる?
生後6~8ヶ月でだいたいの色が決まるそうですが、色の変化にも個人差があります。 瞳の色はメラニン色素が多い順に黒→茶→緑→青となっています。 メラニン色素が多い、すなわち瞳の色が濃い方が眩しさに強く、メラニン色素が少ないと眼に入る光の量が多くなるため、まぶしさを感じやすくなります。
目の色が違う 何故?
目の表面にある角膜自体は透明で、目の色は角膜の後ろにある「虹彩」のメラニン色素の量や割合で決まります。 メラニン色素は紫外線を吸収して細胞を守るので、日照量の多いアジアやアフリカではメラニン色素の数が増え、ダークブラウンの目が多くなるそうです。 反対に、日照量の少ないヨーロッパではブルーの目が一般的。
瞳はなぜ黒いのか?
瞳(瞳孔)の色はどんな人でも黒です。 それは目の中に入った光がその人の目を見ている人の目に反射して帰ってこないため黒く見えるのです。
青い目 いつから?
6000年から1万年くらい前のヨーロッパで、ある1人の人間に起こった遺伝子の変異が、青い瞳の発生につながったようだということを、コペンハーゲン大学の研究者たちが突き止めました。 瞳の色は、目の虹彩の中にある、ある1種類の色素(メラニン)の量によって左右されます。