目の色は、虹彩の中のメラニン色素の量によって決まるといわれています。 つまり、虹彩の中のメラニンが多いと暗い色になり、少ないと明るい色になるということです。 肌の色とも相関関係があり、肌の色が薄い(明るい)人は、瞳の色も薄かったりします。
国によって目の色が違うのはなぜ?
日光の照射率が高い国では、紫外線から守るために、虹彩内にメラニン色素が大量に蓄積され黒色や茶褐色の目になります。 反対に、日光の照射率が低い国では、虹彩内のメラニン色素の量が少なく、青色などの薄い色の目になるといわれています。
目の色 どこ?
眼球の色がついている部分を虹彩(こうさい)、その真ん中にある、通常「黒目」と呼ばれている部分を瞳孔(どうこう)といいます。 普通はこの瞳孔が大きくなったり小さくなったりしているように見えますが、実際には虹彩が伸び縮みをして、光の量を調整しています。
赤ちゃん 目の色 いつ決まる?
生後6~8ヶ月でだいたいの色が決まるそうですが、色の変化にも個人差があります。 瞳の色はメラニン色素が多い順に黒→茶→緑→青となっています。 メラニン色素が多い、すなわち瞳の色が濃い方が眩しさに強く、メラニン色素が少ないと眼に入る光の量が多くなるため、まぶしさを感じやすくなります。
目の色 変わる なぜ?
眼の色の変化には、虹彩という筋肉の収縮から、瞳孔の大きさを制御することが大きく影響しています。 瞳孔の大きさが変わると虹彩の色素が縮まったり、拡大したりして眼の色が少し変化します。 加齢によって、虹彩の機能が低下するなどで眼の色が変化するとも言われています。