世界的に見れば、世界保健機関(WHO)では、母乳は2歳頃まで続けることを推進しています。 もちろん長く授乳していても大丈夫です。 赤ちゃんの離乳食がしっかり進んで、食品から栄養をとっていくことができるなら、2歳より前でももちろんOK。
母乳 いつから 栄養 なくなる?
母乳はママの血液から作られています。 ママが食べた食物からの栄養が血液となって、その血液は豊富な栄養を含んだまま母乳へと変ります。 そのため、生後6ヶ月経っても、1年経っていても、栄養素や免疫成分がなくなるということはありません。
母乳が出る様になるのは何ヵ月から?
母乳は吸ってもらっていれば、半年から9ヶ月あたりで量は減るものの、いつまでも出るといわれています。 たいていは離乳食が完了する1歳から1歳半あたりで卒乳して止まることが多いですが、なかには4歳くらいまで授乳を続けている人もいます。
母乳は最低何ヵ月まで?
日本では1歳から1歳5ヶ月ぐらいまでの間に卒乳する人が多く、赤ちゃんの免疫力も生後半年から1歳半頃まで最も低いため、1歳半頃まで母乳育児ができるとよいでしょう。 ただし、WHO(世界保健機関)は2歳以上まで適切な食事と合わせて授乳することを推奨しています。
母乳の出が安定するのはいつ?
おっぱいの大きさに関係なく、妊娠期や出産後にかけて乳腺は成熟し、出産後から頻回に赤ちゃんに吸ってもらう刺激により、産後2~3日くらいから母乳の分泌量が増えていきます。 安定して出るようになるのは産後1ヶ月くらいが目安です。