おっぱいの大きさに関係なく、妊娠期や出産後にかけて乳腺は成熟し、出産後から頻回に赤ちゃんに吸ってもらう刺激により、産後2~3日くらいから母乳の分泌量が増えていきます。 安定して出るようになるのは産後1ヶ月くらいが目安です。
母乳はどのくらいで作られる?
妊娠中期~産後2日目くらいまでは、乳腺が母乳を分泌できるように準備する時期です。 授乳や搾乳といった乳頭への刺激によって乳汁が作られて分泌されます。 この時期に分泌される透明の母乳を初乳(しょにゅう)と言い、感染予防のための栄養分が多く含まれると言われています。
産後の母乳の出し方は?
母乳は、赤ちゃんに吸わせる回数を増やせば増やすほど、分泌量が増えていきます。 最初のころは母乳が出なくて当然です。 それでも、赤ちゃんが欲しがれば何度でも吸わせてみるとよいでしょう。 最低でも24時間で8回以上、つまり3時間ごとには吸わせていないと、母乳を分泌するためのホルモンが高まってこないといわれています。
母乳 いつがピーク?
母乳の分泌量は4ヶ月頃にピークになりそれ以降は維持期に入ります。 もともとプロラクチンの量がそれほど多くない人は夜間の授乳による刺激が少なくなるとプロラクチンの分泌が低下してしまい、母乳の分泌不足につながってしまうと思われます。
頻回授乳 どのくらいで効果?
3ヶ月ごろ・・・母乳を飲む量も増えてきて、頻回授乳は減ってきます。 5~6ヶ月ごろ・・・頻回授乳しなくても1度にミルクを飲める赤ちゃんも増えてきます。 7~8ヶ月ごろ・・・体内時計ができあがってきて、夜にしっかり寝てくれるようになるため、頻回授乳をしなくてもよくなっていきます。