下痢が始まると腸の粘膜がダメージを受け、母乳やミルクを消化する消化酵素が出にくくなります。 赤ちゃんはこの状態が回復するのに時間がかかり、2~3週間下痢が続くこともしばしばです。 機嫌がよく、飲んだり食べたりがいつも通りであれば、心配ありません。
母乳 下痢 なぜ?
ミルクや母乳、乳製品などに含まれる乳糖を分解する消化酵素(ラクターゼ)が減少、 または欠乏すると、乳糖が腸から分解、吸収されません。 すると乳糖は大腸で発酵し、 下痢を引き起こしてしまいます。
赤ちゃん うんち いつまで水っぽい?
うんちが固形になる時期は赤ちゃんによって個人差が大きいものの、離乳食が進むと次第にうんちが硬くなっていく傾向があります。 なかには1歳近くなってもゆるい便が続いているという赤ちゃんもいますが、それがふだんの状態であれば下痢ではありません。
母乳便 いつから?
生後2~4日目ころ、母乳を飲み始めると、黒緑色から少しずつ黄色味のあるウンチ『移行便』に変わっていきます。 母乳を十分に飲むようになると、黄色いつぶつぶのウンチ『黄色顆粒便』になり、一日に何度もでるようになります。
胎便いつまで続く?
生後3日目ころまでに出る便は胎便とよばれ,緑色を帯びた黒色で,無臭,粘稠,均質な便である。 生後4~5日ころには黄緑色の移行便に変わり,その後は黄色い乳児便になる。…