「母乳は、おっぱいのところで血液のアミノ酸を材料にしてつくられるんだ。 1gの母乳をつくるために、400gの血液が必要なんだよ。」 と記載あり。 「赤ちゃんが唇と舌を使って乳頭に与えた刺激が、お母さんの脊髄を通って脳に伝わると、脳の脳下垂体前葉というところから、母乳をつくる『プロラクチン』という物質が分泌されます。
血乳 いつまで?
血乳はだいたい産後3〜7日くらいで治ります。
母乳 何からできているか?
赤ちゃんが4週目になる頃までに、母乳は完全に成乳になります。 成乳は、赤ちゃんの健康的な成長と発達をサポートするために、タンパク質、糖類、ビタミンおよびミネラル、さらにホルモン、成長因子、酵素や生細胞などの膨大な数の生理活性成分を豊富に含んでいます。
母乳量 いつまで?
母乳は吸ってもらっていれば、半年から9ヶ月あたりで量は減るものの、いつまでも出るといわれています。 たいていは離乳食が完了する1歳から1歳半あたりで卒乳して止まることが多いですが、なかには4歳くらいまで授乳を続けている人もいます。
乳房の緊満 いつから?
分娩後、エストロゲン、プロゲステロンの急激な低下により、プロラクチンの分泌が始まり、乳汁分泌の機能が開始される。 血液とリンパが乳腺や周辺組織に増加し、熱感や圧痛を伴う状態が乳房緊満である。 通常産褥3~4日ころより生じる。