目やにができるしくみ 目やには、医学用語では「眼脂(がんし)」といい、皮膚の垢のような、生理的な分泌物です。 目のゴミをくるんで外に出す働きがあり、代謝により角膜・結膜から脱落した古い細胞などが含まれています。
目やにが出るのはなぜ?
藤原先生 目やにができる理由は大きく分けて二つあるの。 一つは、乾燥などで涙に含まれる水分と分泌物の残りかすが目元にたまること。 もう一つは、細菌やウイルスへの感染、あるいはアレルギーによって結膜炎を起こすこと。
目やにが出るのはどんな病気?
目やにが出る病気で一番多いのは結膜炎です。 結膜炎にはウイルス性、アレルギー性、細菌性の3種類があります。 ウイルスの感染が原因の場合は、サラサラした水状の目やにやネバネバと糸を引いたような目やにが出ます。 花粉症などのアレルギーが原因の場合でもネバネバとした目やにが出ます。
白い目やにが出るのはなぜ?
白っぽい目やにが何となくいつも出てくる場合は、涙を鼻腔に逃がす出口である涙点が閉鎖していたり、涙を逃がす通路である涙道が閉鎖もしくは狭窄(鼻涙管狭窄症:別項「涙が多い」をご参照下さい)しており、涙が常に多いため、それが固まり目やにとなるケースがあります。
目やに 固い なぜ?
朝目が覚めると目の周りにこびりついている目やに。 この目やには、、粘液、死んだ皮膚細胞、油、ほこり、細菌といったさまざまなごみでできています。 私たちがしばらく眠った後でこの魅力的な混合物が目の端に集まり、乾いて堅いカスを形成するのです。