機械的瞳孔不同 機械的瞳孔不同は、虹彩または その支持構造への損傷によって、 瞳孔の大きさが不均等になります。 この種の瞳孔不同の原因には、眼の外傷、眼科手術の合併症 (白内障手術の)、閉塞隅角緑内障を含む)、および虹彩炎やぶどう膜炎などの炎症性疾患が含まれます。
瞳孔不同になるとどうなる?
左右の瞳孔の大きさが異なるからといって、症状が出ることは通常ありませんが、ときに近くの物に焦点を合わせにくくなることがあります。 また、基礎疾患によっては、眼痛、眼が赤くなる、視力障害、まぶたが垂れ下がる、複視、または頭痛などの症状がみられることもあります。
瞳孔不同 何科?
瞳孔不同を診る場合、片側の瞳孔散大の場合は明所で診察することにより判明しますが、ホルネル症候群など縮瞳の場合は暗所で診るとはっきりします。 目に局所的な異常がない場合は脳神経内科を受診してMRIなどで精密検査が必要となります。
瞳孔散大 どうなる?
瞳孔が散大した状態でも、まだ光に反応する場合があります。 明るい光の中、あるいは目が光に照らされた時に小さくなります。 しかし通常、散大した瞳孔は光に正常に反応しません。 光に全く反応しない大きな瞳孔を「固定」瞳孔散大と言います。
脳ヘルニア 瞳孔不同 なぜ?
脳出血、脳梗塞、脳腫瘍など、大脳半球を圧迫するような病変が出現した時に、病変の存在する側の大脳が圧迫を受けて、大脳の一部が小脳の入っているスペースへ飛び出したものを言います。 脳幹や、この付近を通る動眼神経が圧迫を受けて脳幹の機能障害や瞳孔不同が出現します。