鼻の穴の皮膚と粘膜が移り変わるところに、「キーゼルバッハ(Kiesselbach)部位」という細く小さな血管が集まる部分があります(図1)。 鼻血の多くは、空気の乾燥や鼻炎などで鼻の粘膜が弱くなって傷つき、この細く小さな血管が破れて起こるものです。 27 окт. 2017 г.
突然の鼻血って何?
急な鼻血は、物理的に粘膜を傷つけて起こるケースが多いです。 鼻を触る癖などによって、気づかないうちに傷つけていることも考えられます。 鼻血を繰り返さない場合は、過剰に心配する必要はありません。
鼻血がよく出るのは何かの病気?
ほとんどの場合大事には至りませんが、なかなか止まらなかったり、厄介な病気が隠れていることもあります。 副鼻腔炎(蓄膿症)やアレルギー性鼻炎が原因だったり、まれに鼻の腫瘍のこともあります。 また、鼻の病気以外にも、血液や肝臓・腎臓の病気、高血圧が見つかることもあります。 もともと鼻は血が出やすい場所です。
鼻血 何度も出る 子ども?
鼻血が頻繁にでて困っている場合は、耳鼻いんこう科を受診しましょう。 特に、出血が30分以上も続く鼻血が毎晩のようにでる場合は、一度小児科で診察を受けましょう。 鼻血が頻繁に出ている場合は、レーザーで出血しやすい鼻の血管を焼く治療を行うことがあります。 (麻酔の処置を行うため、治療中の痛みはあまりありません。)
鼻血が頻繁に出る 何科?
「毎日のように鼻血」は病院へ! まずは、耳鼻いんこう科を受診しましょう。 ※大量に出血し、止血をしても20分以上も止まらない場合は、救急車を呼んでください。