運動不足、水分不足、食物繊維不足、腹筋力の低下、極端なダイエットなどが誘因に。 副交感神経の過度の興奮によって腸管が緊張しすぎてしまい、便がうまく運ばれずに、ウサギのフンのようなコロコロとした便になるタイプ。 食後に下腹部痛、残便感などの症状があることも。 また便秘と下痢を交互にくり返すことも多い。
便秘の時はどうするの?
穀物、いも類、豆類、ひじき、寒天、果物など、食物繊維を豊富に含む食品をしっかり摂りましょう。 また、水分の摂取量が少ないと便が硬くなり、排出しにくくなります。 こまめに水分を摂ることを意識しましょう。 特に、朝、水や牛乳などの水分をコップ1杯摂る習慣をつけると、腸が目覚め、活発に動き出すようになります。
直腸性便秘の原因はどれか?
直腸性(習慣性)便秘排便刺激を無視することで、直腸の感受性が低下し、直腸内に便が溜まっても便意が起きなくなることで発症する。 弛緩性便秘体質や栄養不足などが原因で大腸の運動や緊張が低下することで便の通過が遅延し、水分が吸収されることで硬便となり、便秘に至る。
コロコロうんちはなぜ?
山口先生によると、コロコロの原因として多いのは「水分不足」なのだとか。 必ずしも"硬くて小さい=問題がある"というわけではありませんが、やはり"なめらかなバナナ状でスルリと出る"のが理想的な状態です。 コロコロやお通じの滞りが気になったら、まずは水分や食事のとり方を振り返ってみましょう。
便秘かどうかわからない?
毎日出ないことは問題ではないのです。 たとえば3日に1回だとしてもスムーズに排便でき、スッキリ感があれば便秘ではありません。 逆に毎日出ていても、残便感があってスッキリしない、お腹が張って違和感があるといった不快な自覚症状があるなら便秘と考えられます。 つまり便秘かどうかは、あなたのスッキリ感が基準といえるのです。