歩けなくなる原因として、脳、脊髄、末梢神経、筋肉、骨格・関節の病変が挙げられます。
年を取るとなぜ歩けなくなる?
一つは運動器自体の疾患である変形性関節症、脊柱管狭窄症、骨粗鬆症などであり、ロコモの3大疾患と言われるものです。 もう一つは、年を取ること自体によって自然におこる、筋力やバランス感覚の低下等による運動器機能不全、廃用性萎縮、サルコペニヤが原因と言えます。
歩けなくなったらどうなる?
歩かなくなると筋力が弱くなったり、歩行時に足のひっかかりがみられ、転倒しやすくなります。 高齢者が転倒をすると、骨折から要介護状態になる可能性があるため「転ばないこと」に注意が必要です。
動揺歩行の原因は?
動揺性歩行は近位筋の脱力を生じる疾患にみられ,筋ジストロフィー(デュシェンヌ型筋ジストロフィー症など),多発筋炎,各種ミオパチーなどがある. 痙縮のため,股関節,膝関節,足関節の屈曲が制限される. このため,下肢は外側から前方へぶん回すように円を描く(circumduction)歩行になる.
歩けなくなる病気 何科?
身体機能に問題がなければ精神科に受診することをおすすめします。 受診科は症状により変わりますが、体に異変がある場合には脳外科や神経外科への早めの診療が必要です。