赤道付近では、太陽が真上から照(て)りつけるから、気温が高くなる。 緯度の高いところでは、太陽がななめから照るので、気温は低い。 地球の緯度によって、熱帯・温帯・寒帯に分けることができるよ。
場所によって気候が違うのはなぜ?
日本列島は南北に伸びていることと、季節風や海流の影響を受けて、地域によってその気候が異なる。 北海道は亜寒帯に属し、冬の寒さが厳しく、梅雨はない。 沖縄は亜熱帯に属しているため、一年中気温が高い。 夏は南東から、冬は北西からの季節風が吹き、その影響で、夏は太平洋側で雨が多く、冬は日本海側で雪が多く降りやすい。
緯度が同じなのになぜ気候が違うのか?
緯度が低い地域は暑い 赤道は地球の真ん中に位置するので、太陽の光をたくさん浴びることになります。 一方、北極や南極は、地球の北と南の端にあるので、太陽の光があまりあたりません。 だから、北極と南極は寒くて、赤道は暑いのです。 緯度が低い と太陽の光が届きやすいので、 暑いということですね。
日本の気候の違いは?
日本列島は南北に長いため、北は亜寒帯から南は亜熱帯まで、さまざまな気候区分に属しています。 また、日本列島には、高い山々が連なる山脈があるため、冬は日本海側では曇りや雪または雨の日が多い一方、太平洋側では晴れの日が多くなります。 これらのように、地方によって天候には大きな違いが見られます。
北陸の気候の特色は?
北陸地域の気候は、盆地部を除くと、多雨多湿の日本海型気候に 分類されます。 平均して1年間に 2,5 0 0 mmを越える雨が降り、全国 平均の 1,7 0 0 mmあまりを大きく上回っています 。 なかでも、北アル プスなどの嶮しい山岳地帯では 4,0 0 0 mm以上にも達しています。