緊急帝王切開を行う理由で多いもののひとつは、妊娠中や分娩進行中に赤ちゃんの元気がなくなることです。 また経腟分娩を目指して分娩が始まったものの、赤ちゃんの体が途中でひっかかってうまく降りられない場合にも、緊急帝王切開をすることがあります。 また、お母さん側の理由で、緊急帝王切開が必要なこともあります。
帝王切開 なぜ増えた?
帝王切開による出産が増えている主な理由としては、女性の結婚年齢が高くなったことで、35歳以上のいわゆる高齢初産が増え、合併症を抱えるなどリスクの高い妊娠が増えていることや、不妊治療による多胎妊娠が増えてきていること、医療技術の進歩で、帝王切開による出産のリスクが以前より低くなったことが挙げられます。
どんな人が 帝王切開になるの?
ママの骨盤の大きさより赤ちゃんの頭が大きかったり、骨盤の形が変形しているなど、赤ちゃんが骨盤を通り抜けることができない場合は帝王切開になります。
逆子になるのはなぜ?
逆子の多くは原因が不明 逆子の原因が明確なものは全体のうち一部分で、多くは原因が不明とされています。 明らかになっている要因の一部としては、母体側、胎児側どちらかの異常があります。 逆子は、胎児が自分で回転する動作を妨げられることにより生じます。 胎児の自己回転を妨げる要因として、下記のようなものが考えられます。
前回帝王切開 なぜ?
前回帝王切開 以前に帝王切開や子宮筋腫核出術をしていると、子宮の傷あとが伸びて薄くなっていることがあります。 そのため無理をすると子宮破裂の危険性があるので、帝王切開が選ばれることが多くなります。