気温が低くなる冬は、空気中に含まれる水分が少なくなるため乾燥する。 また冬に暖房を使うと室温が高くなり、飽和水蒸気量が増える。 しかし加湿をしないと室内の水分量は変わらないため、飽和水蒸気量に対する空気中の水分割合が低くなる。 16 янв. 2021 г.
なぜ冬は乾燥するのか 簡単に?
空気の中には水分が含まれています。 温度が高いと水分量が多くなり、温度が低くなると水分量も少なくなります。 気温が低い冬は空気中の水分量が一年で最も少ないシーズンとなります。
なぜ冬は空気が乾燥するのか?
ところで、どうして冬になるとこう「乾燥」しがちなのでしょうか。 大雑把にその理由を説明すると、まず冬は気温が低くなることで、屋外の空気中に含まれる水分(水蒸気)が水滴や氷になり、物理的に減ってしまうから。 加えてエアコンなど、水蒸気を発生させないタイプの暖房器具を稼働させることで、屋内の相対湿度が下がってしまうから。
冬場の湿度は?
室内で快適に過ごせる目安は湿度40%~60% 逆に、エアコンやストーブで暖房を使用する冬には、30%を切ったり、20%台になるなど湿度はぐんと下がります。 室内の湿度は、季節や暮らし方で変動するのです。 湿度は過ごしやすさだけでなく、私たちの健康面にも影響します。
湿度低い なぜ?
また、湿度は室内の温度が上がると、低下します。 つまり、外気の湿度が50%であっても暖房が使用される機会が増える寒い時季の室内は、50%よりもはるかに低い湿度になってしまうのです。 気温低下によって空気中の水蒸気の量が減ることに加え、暖房利用の機会が増えるため、冬季は乾燥に悩まされることが多いのです。