野生ゴリラの現状 「ニシゴリラ」はIUCN(国際自然保護連合)のレッドリストでごく近い将来に、野生での絶滅の可能性が極めて高い「絶滅危惧種ⅠA類」に指定されています。 その原因は、人間による森林伐採や採掘、焼き畑などによる生息地の減少、内戦、伝染病、ブッシュミートと呼ばれる人間の食糧としての密猟など、さまざまです。 24 сент. 2021 г.
なぜマウンテンゴリラは絶滅危惧種なのか?
コンゴ民主共和国のヴィルンガ国立公園でマウンテンゴリラを観察するレンジャー。 アフリカ中央部のほとんどの地域でゴリラが間もなく絶滅する恐れがあるとする最新の報告書を国連が発表した。 原因として、人間の人口の急増や類人猿の肉の売買、森林伐採や鉱山の採掘と並んでエボラ・ウイルスなどの感染症の広がりを挙げている。
ゴリラの住処は?
ゴリラの分布域は、アフリカ大陸の赤道付近です。 ニシローランドゴリラは「ガボン」「赤道ギニア」「カメルーン」「コンゴ共和国」、クロスリヴァーゴリラは「ナイジェリア」「カメルーン」、マウンテンゴリラとヒガシローランドゴリラは「ルワンダ」「ウガンダ」「コンゴ民主共和国」に分布していますよ。
ゴリラの最大種は?
いくつかに分類されるゴリラ種の中で、最も大きな「世界一大きいゴリラ種」となるのは「ヒガシローランドゴリラ」。 その大きさは、オスが両足で立つと185cm近くにも及び、体重は平均でも210kg。
ゴリラの体のつくりは?
ゴリラは霊長類の中ではもっとも大きく、腕を広げると200~270cm程にもなり、体は重量感があり、がっしりとしている。 毛色は黒褐色で、成獣の雄の背中は灰色になり、シルバーバックと呼ばれる。 顔や耳、手足は黒く、毛はない。 鼻孔は大きく広がっていて、耳は小さい。