肩の痛みや肩こりのメカニズム 肩の筋肉に負担がかかった状態が続くと、筋肉に乳酸という疲労物質がたまります。 すると、筋肉が硬くこわばってきて血管を圧迫し、その結果、血行が悪くなってしまいます。 これが肩の痛みや肩こりが起こるメカニズムです。 あまり知られていませんが、頭は体の全体重の約1/10もの重さがあります。
肩が痛いのは何の病気?
原因 肩の痛みをもたらす疾患には様々なものがありますが、代表的なものとして、「肩関節周囲炎(五十肩)」、「肩蜂下(けんぽうか)インピンジメント症候群」、腱板断裂(けんばんだんれつ)」などがあります。
肩の前側が痛いのはなぜ?
さらに、肩の前側の痛みの原因になりやすいのは上腕二頭筋長頭腱炎というものです。 上腕二頭筋は力こぶの筋肉ですが、そのうち、長頭と呼ばれるスジが関節の中に入り込むようになっていて、そこでの炎症が起こりやすいと考えられています。 また、肩甲上腕関節は幅広く動く関節ゆえ、不安定になりやすいという弱点があります。
肩の骨が痛いのはなぜ?
肩関節の痛みの原因として、関節が炎症(えんしょう)を起こしてしまう「関節炎」や、関節を動かす「腱板(けんばん)」の損傷が挙げられます。
肩と腕の痛み 何科?
まずは整形外科を受診し、場合によってはその中でも専門性をもって肩の診療や脊椎の診療にあたっている専門医にみてもらうのがいいでしょう。 場合によっては脳梗塞などからきていることもあるので神経内科を受診するのがいいと思います。