そして、処方された抗生物質は用法・用量を守って必ず飲み切ること。 途中で飲むのをやめると、細菌を退治しきれず、残った細菌から耐性菌が生まれる可能性があるからです。
抗生剤飲みきらないとどうなる?
抗生物質をしっかり飲みきらないといけない理由 飲みきらないとぶり返してしまうことがあり、更に厄介な薬剤耐性菌を生むきっかけを作ってしまうからです。 薬剤耐性菌とは突然変異で発生し、本来その菌に効果のある抗生物質に対して抵抗力を持った菌のことで、抗生物質による効果が薄くなったり、まったく効かなくなったりする菌のことです。
抗生剤は何日飲む?
細菌にはいろいろな種類があり(ブドウ球菌・大腸菌・サルモネラ菌・溶連菌等)、細菌の種類によって抗生物質を使い分けます。 ・投与方法及び注意点 細菌の感染による病気には、一般的に3~4日くらい投与します。 病気によっては、長期投与することもありますが、外来通院では、1週間以上の投薬は稀です。
抗生剤を飲まないとどうなりますか?
でも、たとえ症状がよくなっても、体内には原因となった細菌が残っている可能性があります。 それなのに服用をやめてしまうと、再び細菌が増殖し、症状がぶり返してしまう恐れがあるのです。
抗生物質を飲み続けるとどうなる?
抗生物質の使いすぎは、耐性菌を生み出すと同時に、抗生物質が効きにくい体を作ってしまう場合があります。 人間の体には常在菌と呼ばれるたくさんの菌が生きています。 まず抗生物質を使うと、悪い細菌だけではなく、体に良い常在菌も殺してしまうことになります。 それにより、体の調子を崩すこともあります。