お米によるアレルギーの原因として、「残留農薬、デンプン質、他の食品アレルギーとの関連、そしてタンパク質」の4つが主に考えられています。
米アレルギー 何食べる?
米が食べられない時は、ご飯の代わりにパン、うどん、ラーメン、オートミールなどを使います。 米から作るビーフンは だめですが、緑豆のデンプンから作る春雨は食べられます。 上新粉(うるち米)、白玉粉や道明寺粉(もち米)などで作るせんべいやもち菓子類も食べられません。
豚アレルギーの症状は?
α-galに感作された人が 牛肉や豚肉を食べると、数時間(3~8時間)後にアレルギーが起こります。 発症に時間がかかるため、肉メニューが原因と気付きにくいアレルギーです。 臨床症状は、嘔気・下痢・腹痛などの消化器症状と蕁麻疹です。 重症例では、アナフィラキシーショックを起こしてきます。
魚アレルギーの原因は?
魚アレルギーは、魚の筋肉に含まれるパルブアルブミンという蛋白質が主な原因です。 日常生活でよく食べられるサケやサバ、アジなど(硬骨魚網)のパルブアルブミンの構造は似ているため、ひとつの魚にアレルギーがあると他の魚でもアレルギー症状が出てしまうことが多いです。
エビアレルギー なぜ?
エビアレルギーの主な原因となるのは「トロポミオシン」というタンパク質ですが、このトロポミオシンはカニにも含まれ、互いのタンパク質構造が非常によく似ています。 このため、エビアレルギーの場合は高い確率でカニにもアレルギー反応が起こり、除去をおこなう場合、エビとカニはセットで考えるのが一般的です。