目の中には、カメラのフィルムのような働きをする網膜(もうまく)というまくがあります。 この網膜は、光や色を感じると、神経(しんけい)によってこれを脳(のう)に伝えます。 ここで物が見えるという感覚がおこるのです。
なぜ目は物が見えるのか?
目に光が入ると、光は水晶体を通って進み、網膜(もうまく)の上で像(ぞう)を作るよ。 これを視神経(ししんけい)が感じ取って、脳(のう)に伝えることで、わたしたちは「見える」とわかるんだ。
なぜ目があるのか?
外界から光の刺激を受けて体内で何らかの像を結び、周囲の環境を映像として把握できてこそ、眼である。 映像を形成する能力、つまりは視覚を生物にもたらすのが眼という存在ということだ。 光を感受する眼点は、多くの生物の体内で長い時間をかけて進化してきた。
どうして物が見えるの?
光源は、自分で光を出していますから、当然見えます。 パソコンのモニタやテレビの画面は自ら発光しているので見ることができます。 物が見えるというのは、この光源から出た光が物にあたり、反射した光を目が受け止めているからです。 真っ暗な場所では、光がなく、物に光が反射することもないので、何も見えない、というわけです。
見えるとはどういうことか?
それでは「見る」「見える」とは、どういうことなのでしょう。 物にあたった「光」は反射して、その「反射光」が私たちの目に入り網膜にあたり、電気信号に変わり脳に伝わると、私たちは「見えた」と感じます。 だから、物にあたる光をなくしたり(暗くしたり)、目に入る光をさえぎったりすると、「見えなく」なります。