声は、のどのおくにある、声帯(せいたい)という膜(まく)を、息でふるわせてだしています。 声帯は、男性ののどぼとけのおくにあります。 のどぼとけのない女性でも、同じような位置(少しかたく感じるところ)にあります。 この声帯は、紙を口にあてて鳴らすのと同じように、ふるえることによって声を出します。
人の声 何種類?
声の高低の範囲を表す声域は6種類 声の音域を声域と呼び、一般的な大人の場合は1オクターブから1オクターブ半程度と言われます。 音の高低は声帯の振動数で決まるとされ、振動数が増えると音が高く、振動数が減少すると音が低く聞こえます。 普通、女性や子どもの声は高いことが多く、男性の声は低いことが多いです。
電話 声なんで?
電話は、音を電気に変える送話器と、送られた電気を音に変える受話器からできています。 私たちが送話器に向かって話をすると、その声が薄い振動板をふるわせます。 すると、振動板のうしろにある炭素の粉は、強く押されたり弱く押されたりします。 この炭素の粉には電流が流してあり、強く押すほど大きな電流が流れます。
なぜ人と動物は話せないのか?
動物は言葉で指示されたことを理解できますが、話すことができません。 言葉の入り口である耳や脳があっても、中咽頭が未発達なために動物では言葉の出口を持たないというわけです。
声帯の仕組みは?
声帯は喉の中央部にある器官です。 2つのヒダが合わさった形をしていて、ここから音を発生させることができます。 (下図は声帯を頭上から見た図です。) 肺から送られてくる呼気を2つのヒダの間にあてる事で、上図の「声帯」と書いてある部分が振動して音が出ます。