日本に認知症患者数が多い原因の一つは、他の国に比べて高齢化が急速に進んでいることです。 これから20年ほどで日本の認知症有病率はさらに上昇し、3.8%にまで到達すると推察されています。 衛生環境が良く所得の高い国では、認知症の発症率が高い傾向にあると言われています。 1 мар. 2018 г.
人はなぜ認知症になるのか?
認知症は、脳の病気や障害など様々な原因により、認知機能が低下し、日常生活全般に支障が出てくる状態をいいます。 アルツハイマー型認知症は、認知症の中で最も多く、脳神経が変性して脳の一部が萎縮していく過程でおきる認知症です。 次いで多い血管性認知症は、脳梗塞や脳出血などの脳血管障害によっておきる認知症です。
どういう人が認知症になりやすいか?
認知症になりやすい性格は? 認知症にかかりやすい人とは一体どのような性格を持った人なのでしょうか。 一般的に「怒りやすい・短気な人」「小さなことを気にすぎてしまう人」「協調性のない人」は認知症にかかるリスクが高いと言われています。
認知症 いつから増えた?
認知症患者数増加の状況 介護が必要な65歳以上の認知症患者数は、2012年に300万人を超え、2002年の149万人から10年間で倍増。 2015年の推計では345万人とさらに増え、65歳以上の人口に占める割合は、10.2%。 団塊世代の高齢化が進む2020年、2025年にはさらにその割合が増すと考えられています。
認知症は何の病気?
「認知症」とは老いにともなう病気の一つです。 さまざまな原因で脳の細胞が死ぬ、または働きが悪くなることによって、記憶・判断力の障害などが起こり、意識障害はないものの社会生活や対人関係に支障が出ている状態(およそ6か月以上継続)をいいます。 我が国では高齢化の進展とともに、認知症の人数も増加しています。