空気は一般的に温度が高いほどたくさんの水蒸気を含むことができるので、高温の場所は湿度も高くなりやすいです。 家の中では温度が高く、空気の流れが停滞している場所に湿気がたまりやすい傾向があります。
雨 湿気 なぜ?
私たちは実感として「晴れた日よりも雨の日の方が湿度が高い」ことを知っています。 これは、曇りや雨のときは空気中に含まれる水蒸気が多くなり湿度も上昇、また晴れた日は雲ができにくいため水蒸気の量が少なく湿度も下がるためです。
なんで夜は湿度が高い?
夜は気温が下がりますが、水蒸気量が同じなら湿度が上昇します。 たとえば、室温32℃で湿度60%なら、室温28℃になると湿度74%に上昇します。 寝室が28℃で湿度74%というのは、暑さ指数でいうと警戒レベルです。
湿度が高いとどうなる 部屋?
部屋の湿度が上がると、家具や建具、畳、カーテン、ファブリック類などに湿気をため込んでしまい、カビが発生しやすい状態になります。 また、湿気の多い場所はダニも好むので、ダニが繁殖しやすい環境を作ることになります。 換気や除湿ができる家電を利用して、湿気をなるべく減らすことが大切です。
湿度100%になったらどうなるの?
そもそも、湿度100%とはどういう状態なのでしょうか。 結論から言うと、湿度が100%になるとそれ以上水が蒸発しない状態となります。 詳しくは以下で説明しますが、湿度とは空気中にどれくらい水分が存在するかを数値化したものです。