胃潰瘍とは? 胃壁に傷がついた状態をいいます。 薬剤やピロリ菌といった原因により粘膜のバリアが弱まり、胃酸や胃液にさらされることで、胃粘膜の組織に傷がつきます。 胃部に痛みや不快感があらわれ、進行すると傷が深くなり穴が開いた状態(穿孔)や腹膜炎を引き起こすこともあります。
胃に穴が開く なぜ?
胃潰瘍とは胃の粘膜がただれ、胃壁が傷ついた状態のことをいい、悪化すると胃に穴が開く。 胃液と胃壁を守る粘液の分泌量のバランスが崩れることで起こる。 大多数がヘリコバクター・ピロリ(ピロリ菌)が原因であり、次に鎮痛解熱薬の非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs)による副作用、一部にストレスなどが原因とされる。
胃に穴 いつ治る?
潰瘍の大きさや出来ている場所、年齢などで治療にかかる期間は多少異なりますが、だいたい三ヶ月程で殆どの人は治ります。 ただ三ヶ月を過ぎてもよくならない時、あるいは、潰瘍からの出血が止まらない時、また、胃の出口に出来た潰瘍のために食べ物の通りが悪くなっている場合などには手術が必要となります。