おなかの壁の脂肪不足や腹部圧力が低下している痩せ型の人におこります。 多くは胃の動きが低下し、胃の働きが弱った状態(アトニー)を伴っています。 虚弱体質など先天的な素因によるところが大きく、必ずしも病気とはいえません。 暴飲暴食、過労、不安、ストレスなどが引き金になって胃の働きが弱り症状が現れやすくなります。
胃下垂はどんな症状?
胃下垂ってどんな症状? 胃が正常な位置よりも下まで垂れ下がっている状態を胃下垂といいます。 自覚症状がない場合が多いですが、胃の消化運動が低下して消化不良になります。 また胃下垂が原因で胃の筋肉がたるみ、胃の動きが悪くなる胃アトニーを併発すると、胃もたれなどの不快な症状を起こしやすくなります。
胃下垂 どうしたら治る?
胃下垂はとくに困った症状がなければ病院で治療をする必要はありません。 しかし胃痛や食欲不振など、日常で困った症状がある場合は内科や消化器科、胃腸科を受診しましょう。 病院では、胃下垂を治すための手術療法は基本行いません。 治療方法は、薬物療法、食事療法、理学療法が中心となります。
胃下垂の人はなぜ太らないのか?
胃下垂になると胃の働きが弱まり、小腸で栄養を吸収しづらくなります。 その結果、食べても太りにくいカラダになると言えます。
胃下垂 なぜ大食い?
胃下垂の方が大食いできる理由 胃の広がる大きさは、普段の食べる量や体の大きさによっても変わります。 そして胃下垂の方は、胃が垂れ下がった状態になっているため、胃の容量が正常な方に比べて大きくなっているため、多量の食事を取ることができます。