握力は難しい動きを必要とせず、短時間で安全に測定することができるため、高齢者の筋力測定に適しているといえます。 さらに握力は下肢の筋力やその他多くの部位の筋力と相関関係が高いため、全身の筋力の程度を知るための指標として用いられます。 1 февр. 2019 г.
筋力測定の目的は?
筋力測定の目的・意義 筋力測定では、最大筋力、瞬発力、筋持久力を異なる測定方法で評価することができ、それぞれの筋力を把握しておくことで個人に適したトレーニング方法を考えることができます。
握力測定 どこの筋肉?
握力測定には、デジタル式握力計(竹井機器工業製)を使用し、上肢主要筋力測定には、ハンドヘルドダイナモメーターを使用した。 測定筋は、肩の屈筋群、伸筋群、外転筋群及び上腕二頭筋、上腕三頭筋であり、ダニエルスらの徒手筋力検査の測定方法を用い等尺性最大筋力で評価した。
握力の求め方は?
握力計を持ったまま直立の姿勢で両足を左右に開き、腕を自然に下げて握力計を力いっぱい握りしめます。 右左交互に2回ずつ測定し、左右それぞれ高い方の記録で平均値をとります。 (右が20.0kg・左が30.0kgであれば、握力の測定値はその平均値である25.0kgとなります。)
握力測定の単位は?
握力の測定にはスメドレー式握力計が多く用いられ、スメドレー式握力計にはアナログとデジタル(写真)の種類があります。 デジタル握力計は0.1kg単位まで正確に評価ができることが長所とされます。 アナログ握力計もデジタル握力計も多くは5~100kgまで測定可能です。