狂犬病予防の観点や「人が噛まれた」という被害防止のため、犬を飼う際には登録や予防接種が義務化されました。 放し飼いも減っているため安易な繁殖が減り、捨てられる件数自体が減少傾向にあります。 保健所も野良犬の保護に積極的なので、野良犬はすっかり減ってきました。 しかし一方で、野良猫は一向に減少していません。 3 окт. 2021 г.
なぜ犬は捨てられるのか?
犬が捨てられてしまう事情は様々ですが、その多くが人間の勝手な都合によるものです。 ペットショップで可愛らしい仔犬を見かけてついつい衝動的に連れて帰り、その後「大きくなって可愛くなくなったから」、「思ったより世話やしつけが面倒だから」、「飽きてしまい、別の犬を飼いたくなったから」といった理由で捨ててしまう人がいます。
捨てられた犬はどうなるの?
捨てられたり、迷子になってしまったペットたちは、地域の保健所によって保護・回収され、動物愛護センターなどに集められます。 そして、一定の期間はシェルターの中で飼い主さんが迎えに来てくるのを待ちます。 しかし、期間を過ぎても飼い主さんが迎えに来てくれなかった子たちは、殺処分という運命をたどることになります。
野犬どうなる?
狂犬病の発生・蔓延を予防するため、狂犬病予防法第6条を根拠として、野犬は積極的に保健所や動物保護施設の職員に捕獲される。 捕獲された野犬は、3日から1週間といった各保健所等が属する自治体で定められた保管期間を設けて保管される。
野犬 どうして?
一体、野犬はどこからやってきたのか、なぜ増えているのか。 背景の1つにあるのが、2013年の動物愛護管理法の改正だ。 ペットの終生飼養が義務化され、原則保健所での犬の引き取りができなくなったため、飼えなくなった人が捨てて、野犬になったと見られるという。 住民たちは「あれは捨て犬だ」と口をそろえる。