「痔ろう」は、直腸と肛門周囲の皮膚をつなぐトンネルができる痔のことです。 肛門周囲に膿がたまる「肛門周囲膿瘍(こうもんしゅういのうよう)」が進み、慢性化すると痔ろうになります。 痔ろうの主な原因は、下痢などによって肛門の組織に細菌が入り込むこととされています。
なぜ痔ろうに?
あな痔(痔ろう)になる主な原因は、肛門にある小さなくぼみ(肛門小窩)から細菌が入ってしまうことです。 特に、体調の悪い時や疲れて免疫力が低下した時にその細菌に感染して、うみがたまってしまいます。
痔ろう どれくらいで治る?
日帰り手術が可能で、傷口は約2~3ヶ月で治ります。 根治性が高く、再発率は約1~2%と低く優秀な治療法ですが、肛門括約筋を切開するため、その範囲などを慎重に見極めてから行う必要があります。
痔瘻 再発 なぜ?
●痔瘻は再発しますか? 痔瘻は手術しても再発することがあります。 その原因は痔瘻のもと(原発口)が除去されておらず、肛 門腺の感染巣が除かれていないからです。 原発巣の完全除去です。
痔ろう 何年?
痔ろうができた場所によって異なりますが、3か月半から半年ほどかけて治療を行います。 場合によっては1年ほどかかるケースもあります。