ネブライザーは、呼吸器に障害のある患者に対して、鎮咳、去痰、消炎を目的に行われます。 患者さんに対してどの目的で使用されるのかを理解したうえで、患者の全身状態や呼吸状態を観察し、薬効と副作用を確認しましょう。 8 апр. 2017 г.
ネブライザー なぜ使う?
吸入器(ネブライザー)とは、液状の吸入薬を霧状にして、気管支や肺などに送る医療機器のことをいいます。 喘息や気管支炎、肺炎、副鼻腔炎などの治療に使われるもので、液体の吸入薬を細かい霧状にして、気管や肺、鼻の奥などに直接届けます。
ネブライザー 薬液 何?
通常、ネブライザー療法に使用する薬剤は液剤で、吸入 用薬剤、点鼻用薬剤、耳科用薬剤が使用できます。 これら の薬剤は、分類上外用薬になっており、気道に噴霧可能な 性状を備え、安定性もよいようです。 このほかに、注射用 薬剤を吸入に適した濃度に調節して使用されることも多々 あります。
術後 ネブライザー なぜ?
手術後の肺の膨らみが悪くなったり、肺炎になったりすることを予防するために、痰が絡む場合には積極的に出してください。 痰が多く出る患者さんにはネブライザーを行います。 咳をする際に創部を手で押さえるようにすることも効果的です。 肺の膨らみが十分でない場合には、スーフル(呼吸機能訓練器)を行います。
ネブライザー 食前 なぜ?
ステロイド吸入薬による副作用を防止するために、食前に吸入の指示がでることがあります。 吸入した薬が口腔内に残留することによって、口腔カンジダや咽頭刺激感、嗄声(声がれ)などの副作用が発現します。 そのため、吸入後のうがいが重要となります。