通常のくしゃみとは、空気が鼻孔を通して急速に押し出される現象のことを言いますが「逆くしゃみ」は鼻孔から空気を急激かつ連続的に吸い込む発作性の呼吸です。 1日に何回も起こすことがありますが、「逆くしゃみ」の前後に、犬が意識を失ったり、 倒れたりすることはありません。
犬 逆くしゃみ 何回も?
逆くしゃみは、チワワやパピヨンの若齢犬が比較的なりやすいことが知られています。 どの犬種でも、成長に伴って発作の頻度は軽減する傾向にありますが、1日に複数回の発作があるケースや、悪化しているケースでは、慢性鼻炎や鼻腔内異物が引き金になっている恐れがあります。
なぜ逆くしゃみ?
くしゃみはクシュンと鼻から外に息を出しますが、逆くしゃみはその逆で、吸い込みながら鼻を鳴らします。 原因ははっきりとしていませんが、鼻の奥の筋肉のたるみや鼻孔の狭さ、アレルギーなどが関係していると言われています。 逆くしゃみは小型犬の短頭種によくみられる症状です。
何回も くしゃみをする?
アレルギー性鼻炎 くしゃみが何度も出る場合はその原因としてアレルギーが関与していることが多いと思われます。 ホコリ・ダニ・花粉などのアレルゲンが鼻に侵入してくると、それらを体内から排出させようとして免疫機能が働くことをアレルギー反応といいます。 アレルギー反応がおこることでくしゃみが出てアレルゲンを排出しようとします。
逆くしゃみ 犬 よだれ?
犬や猫の生理現象で「逆くしゃみ」 というものがあります。 ヨダレやハナミズが喉の奥のヒダに引っかかった刺激で繰り返し激しく息を吸い込む行動です。 生理現象なので、逆くしゃみ自体は病気ではありません。