症状から逆流性食道炎を診断し、胃酸の分泌を抑える薬を内服し、2~4週間後に治療効果をみるという方法です。 問題点として、同様の症状を起こす他の病気(胃潰瘍や胃がん、食道がんなど)であった場合でも症状が一時的には改善し、診断が遅くなる場合があります。
逆流性食道炎はどのくらいで治る?
胃酸の分泌を抑える薬 8週間の内服で多くの患者さんの自覚症状は改善し、食道炎(食道粘膜のただれ)を治すことができます。 酸を中和したり、酸による刺激を弱める薬制酸薬、アルギン酸塩などがあります。 服用後速やかに効果がみられますが、効きめは20〜30分程度で、症状出現時に補助的に使われることが一般的です。
逆流性食道炎は治る病気ですか?
逆流性食道炎は、効果の高い薬剤が登場したことで治りやすい病気になってきています。 ただし逆流性食道炎は再発しやすいため、治療では薬物療法と同時に、生活習慣の改善が不可欠です。 また、重度の場合や生活習慣改善と薬物療法で思わしい効果が出ない時には、手術も検討されます。
逆流性食道炎 何日続く?
薬物療法 服用開始し2〜3日もすると、不快症状はかなり軽減しますが、食道粘膜の炎症をしっかり修復するには約4~8週間の服用が必要です。
逆流性食道炎はどうしたら治る?
逆流性食道炎に対する薬としては、胃酸の分泌を抑える薬、消化管運動改善薬、漢方薬(六君子湯)などが処方されます。 薬の服用によって自覚症状や食道炎が改善した場合、引き続き薬を飲むかどうかは医師が患者一人ひとりについて判断します。 薬を飲むことと並行して、予防法で挙げたような生活習慣の改善も必要になります。