逆流性食道炎(胃食道逆流症)の治療には飲み薬が効果的で、胃酸の分泌を抑える薬が中心に使われます。 酸の分泌を強力に抑制することで、胸焼けやげっぷなどの症状は数日で良くなることが多いです。 しかし、咳の改善には2週間以上を要する場合もあり、焦らず治療を続けることが大事です。 8 июн. 2015 г.
逆流性食道炎 なぜ咳がでる?
どうして咳が出る? 逆流した胃液がのどや気管支を刺激したり、食道の粘膜を通して神経を刺激することによって咳(せき)が出ると考えられています。 また、逆流した胃液で、のどに炎症が起きると、違和感や痛みを感じます。
逆流性食道炎になると咳がでますか?
■咳も逆流性食道炎の症状の一つ ですが、逆流した胃酸が喉や気管支を刺激したり、食道の粘膜を通して神経を刺激することで、慢性の空咳や声がれの症状につながるのです。 ただ、症状の表れ方は人それぞれで、胸やけや胸痛、呑酸などの消化器系だけの症状の人もいますし、咳や声がれの症状だけの人、両方の症状が出る人もいます。
逆流性食道炎 どのくらいで治った?
食道粘膜の炎症が完全に良くなるには約8週間はかかるといわれています。 症状がなくなった場合でも、自己の判断で服用を中止しない方がいいでしょう。 胃食道逆流症による食道炎が長く続くと、まれにバレット粘膜(食道粘膜が胃粘膜に変化)→バレット食道→バレット腺がんと進展することがありますので注意が必要です。
何か食べると咳が出る?
食道に行くはずの食べ物や唾液が気管に入ってしまうことを「誤嚥(ごえん)」といいます。 誤嚥によって食べ物や唾液が気管に入ると、反射的に激しい咳が出てきます。 これが「むせ」といわれる現象です1)。 「むせ」ることによって、気管に入った食べ物や唾液を気管の外に出すことができます。