捻挫が発生してから二日間は局所の安静が必要です。 また関節の周りの組織が治るには約4〜6週間かかると言われています。 治る過程で毛細血管の損傷の程度や靱帯などの組織の腫れが治る期間を左右します。 無理をすると捻挫とは言え、なかなかよくならないので注意が必要です。
軽い捻挫 どれくらいで治る?
捻挫は靭帯損傷の中で程度の軽いもの(Ⅰ度)で約1週間の安静と包帯固定でほぼ完治します。 少し重症になると、靭帯の部分断裂が起こり(Ⅱ度)、サポーター固定またはギブス固定が必要で、完治するまでは3~4週間程かかります。
捻挫 痛み どのくらい?
1~2週間で痛みが完全に落ち着くようならいいのですが、違和感が残っている場合や、わずかでも3週間以上痛みが続いている場合は、すぐに治療されることをおすすめします。 痛みを放置していると後遺症が残り、足を引きずって歩くことにもなりかねません。
捻挫の早い治し方は?
捻挫を早く治すならRICE処置を! 炎症による痛みを沈静化し、腫れを抑えるために最適なのがRICE処置です。 RICE処置とは「Rest(安静)」「Ice(冷却)」「Compression(圧迫)」「Elevation(拳上)」という4つの方法の頭文字を取った、基本の応急処置を指します。
捻挫 何日で歩ける?
軽度の捻挫であれば、ほとんどの場合10日ほどで良くなりますが、中度の捻挫で靭帯が部分的に切れた場合は、完全に復活するまで、5~6週間ほどかかります。