捻挫(ねんざ)が起こり、靭帯が傷んだり周囲に炎症が起こったりすると、ブラジキニンやヒスタミンという痛みを起こす物質が作られ、感覚中枢に作用して痛みを起こします。 この時、プロスタグランジンという物質も作られ、これが炎症を起こしたり、神経終末(シナプス)に作用して痛みを増強させます。
捻挫 痛み いつ引く?
軽度の捻挫であれば、ほとんどの場合10日ほどで良くなりますが、中度の捻挫で靭帯が部分的に切れた場合は、完全に復活するまで、5~6週間ほどかかります。
捻挫 どこが痛い?
足関節(足首)捻挫のほとんどは、足関節を内側に捻って生じます。 足関節外側の靭帯(前距腓靱帯)が損傷します。 外くるぶし(外果)の前や下に痛みがあり、腫れます。 また、外くるぶしの前や下を押さえると、痛みます。
捻挫 腫れるのはなぜ?
捻挫(ねんざ)とは、不自然な形にひねることで関節の靱帯や腱、軟骨などが傷つくケガのことです。 関節部分の血管が傷ついて内出血を起こすと、その部分が腫れてきます。
なぜ捻挫するのか?
捻挫は医学的には足首周りについている靭帯の損傷です。 躓いたり、転んだり、ジャンプの着地で人の足に乗ったりで起きます。 約9割が内反捻挫で前距腓靭帯損傷・踵腓靭帯損傷が多いです。 膝の変形や腰痛にもつながる可能性があり「適切な」治療、リハビリテーションが必要です。