甲欄適用者とは、会社に給与所得者の扶養控除等の(異動)申告書を提出している者が甲欄での源泉徴収になります。 乙欄適用者とは、会社に給与所得者の扶養控除等の(異動)申告書を提出していない者、または2ヶ所以上から給与収入を受け取っている者です。
年末調整 掛け持ち どっちも?
ダブルワークや掛け持ち勤務をしている人は、年末調整は「給与が多い勤務先」で行います。 パートやアルバイトとしての雇用でも、年末調整で税金の差額が戻ってくることがあるので、必要書類を申告するようにしましょう。
アルバイト 甲 乙 どっち?
現在の法律では、収入が増えるほど税金が高くなる仕組みになっているため、「乙」扱い=メイン以外の収入に対しては税額表で高い税率が設定されている。 バイト料が月額8万8000円未満の場合、「甲」扱いのバイト先なら税金はかからないが、「乙」扱いのバイト先では3.063%の税金が課される。
確定申告 甲乙 どっち?
ダブルワークやトリプルワークなどで、複数からお給料をもらってる人、主たる収入を別のところからもらってる人、つまるところ、「甲欄」適用の主たる給与がある上で、別事業所からの給与をもらってる人は、「乙欄」適用。
乙欄 どれくらい引かれる?
ここで注意すべき点は、乙欄の扱いを受ける場合、給料が88,000円未満であってもその金額の3.063%の所得税が発生することになっています。 一方で、例えば毎月のお給料が88,000円以上89,000円未満であるとき、所得税額は3,200円であり、甲欄の時よりも高い所得税額であることも分かります。