鳥のつばさには、飛ぶための羽根である「 風切羽 かざきりばね 」がついています。 風切羽をいきおいよくおろすことで、空を飛ぶ力を生み出しているのです。 風切羽は、つばさを持ち上げるときには 縦 たて になって空気を 逃 に がし、おろすときは横になって空気を 押 お し返すしくみになっています。
なぜ飛べるのか?
翼に当たった空気は翼の上面と下面に分かれます。 すると特殊な形をしている翼には上面では下面より空気の流れが速く低圧に、下面では上面より空気の流れが遅く、高圧になります。 その圧力差によって上向きの力(揚力)が発生し、飛行機は飛ぶ事ができるのです。
鳥 いつから飛べる?
約1億5000万年前に飛べるようになった鳥類は、何千万年という年月をかけて徐々に恐竜から進化したことが、古生物学者たちの研究によって明らかとなった。
どうして鳥には羽がついているのか?
この羽毛は、鳥が空をとぶため、翼(つばさ)を大きくしたりするために発達したといわれていますが、そのほかに寒さをふせぐために発達したと考える学者もいます。
飛べない鳥がいるのはなぜ?
飛べない鳥は基本的に体重が重く、飛ぶためにはその重量に見合うだけの翼による揚力が必要になります。 しかし、揚力を増加させるには、さらに翼を大きくし体重を増加させる必要があり、いつまで経っても体重に揚力が追い付くことはありません。 つまり、地球上で空を飛ぶためには、ある程度体重が軽くなくてはいけないということです。