抗菌薬の投薬期間については,一般にキノロン系薬,ST 合剤は 3 日間,BLI 配合ペニシリン系薬,セフェム系薬 などの β―ラクタム系薬は 7 日間必要とされているが7),一部の第 3 世代セフェム系薬も 3 日間投与での有効性が示 されている8)9) (Ⅰ).
尿路感染症 抗菌薬 何日?
細菌を殺す抗菌薬が投与されます。 腎盂腎炎で症状が強い場合には入院をしていただき点滴の抗菌薬を投与しますが、それ以外でしたら飲み薬で治療します。 治療期間は膀胱炎で3日間、腎盂腎炎で7~14日間といったところです。
肺炎 薬いつまで?
JRSガイドラインでの治療推奨期間をみてみよう。 肺炎球菌性肺炎では, 菌血症があれば10〜14日間,菌血症がなければ解熱後3〜5日間で治療が終 了できる。 そのほかの市中肺炎では,解熱後2〜3日で治療が終了できる(た だし最低でも5日間の治療が必要)1)。
抗菌薬 何日?
抗菌薬は、感染した細菌が体から完全に排除されるまで使用する必要があり、そうなるまでには症状が消えてから何日もかかる場合があります。 抗菌薬は5日よりも短い期間で処方されることはほとんどありません。 (ただし特定の単純性尿路感染症は例外です。) 服用を途中でやめると、感染症のぶり返しにつながります。
術後 抗生剤 いつまで?
投与期間は長くても清潔手術で 24 時間以内,準清潔 手術で 4 日以内を原則とする。 予測される術後感染が軽症のものである場合には,よ り短期間の投与を心がける。 しかし,異物留置例では, 長期投与も必要となる。