陽性と出たら、血糖やブドウ糖負荷試験を受け、それらの検査を総合して糖尿病かどうかを診断します。 尿糖が陽性で血糖値が高い場合は直ちに糖尿病と診断されますが、血糖値が高くないのに尿糖が陽性になる場合(腎性尿糖)や、血糖値が高くても尿糖が陰性になる場合もあり、安易な自己判断は大変危険です。 尿糖が陰性(-)の場合は正常。
尿糖 陽性 何科?
腎性糖尿は遺伝性であることが多く、予防法はありません。 尿糖が出ていたら、血液検査を受けて糖尿病の検査をすることと、ファンコニ症候群など尿細管の病気が疑われる場合は腎臓内科などで適切な診断を受けることをお勧めします。 また、尿糖が多い場合は尿路の感染症になりやすいので、できるだけ清潔に保つようにしましょう。
なぜ尿糖 陽性?
尿糖が陽性になる原因には、主に血糖値の上昇、腎臓の糖を再吸収するはたらきの低下(腎性尿糖)、妊娠が挙げられます。
尿糖 プラス いくつまで?
尿中にブドウ糖が漏れてきて、尿糖は陽性(プラス)になります。 健常者で尿糖が陽性になる血糖値の閾値は、160mg/dl~180mg/dlです。
尿糖 どんなとき?
尿糖とは、尿中に含まれる糖分のことです。 正常時には尿中に糖分はほぼ含まれていませんが、血糖値が上昇したときや、腎臓が糖分を排出しやすくなっているときなどに尿糖が出ることがあります。 尿糖検査は簡単に行えるため、糖尿病の簡易的スクリーニング検査の1つとして活用されています。