ニキビは思春期から25~26歳までをピークに、その後も数年は続く経過の長い病気です。 命にかかわることは無いにしても、外から見える場所だけに、患者さんの精神的苦痛は計り知れないものがあります。
ニキビ 何歳からできる?
川島らが行った皮膚科専門医医療機関における日本の調査では、平均では15.2歳頃からにきびができ始めます。 早い人では10歳頃、女児では初潮よりもにきびが先行することでも知られています。 高校生くらいで症状のピークを迎えますが、20代になってはじめてにきびができる方もいます。
ニキビ 何ホルモン?
ホルモンと“にきび” 男性ホルモンは皮脂分泌を増加させる働きがあり、“にきび”の原因になります。 また、女性ホルモンの一種、「黄体ホルモン」も、“にきび悪化”と関係があります。 排卵後から次の生理までの期間は、「エストロゲン(女性ホルモン)」より「プロゲステロン(黄体ホルモン)」が優位になります。
思春期ニキビは何歳まで?
思春期(10代)に多い、20歳前後まで。
ニキビは何のシンボル?
毛包漏斗部に角質を充満した開大がみられる. この面皰が徐々に膨らみ破裂することにより炎症をさらに増悪させることになる. にきび(尋常性座瘡)は「青春のシンボル」とも呼ばれるように,思春期の若者達にとってはごく当たり前の病態です. この意味で,にきびは病気というよりは一つの生理現象とみることもできます.