「乾いた咳」「喉がイガイガ」「痰が喉にひっつく感じ」などがあると、アトピー咳嗽(がいそう)が疑われます。 咳喘息と同じく、乾いた咳が継続して続きます。 咳喘息との違いは、アレルギー性鼻炎や花粉症などももっている等アレルギーとの関与が大きいことです。 気道の炎症によって咳の反射が過敏になって起こります。
体が冷えると咳が出るのはなぜ?
1−2.冷気や乾燥で気管支が刺激される 明け方になって気温が下がったり、睡眠中の口呼吸でのどが乾いたりすると、気管支の粘膜が刺激されて咳が出やすくなります。 エアコンや扇風機をつけっぱなしにして寝ていたり、寒い季節になっても薄手の寝具のままで寝ていたりすると、睡眠中に体が冷えてしまい、咳が出ることがあります。
花粉症でも咳が出ますか?
鼻の中の粘膜に花粉が付着すると、ヒスタミンなどの化学伝達物質が分泌されます。 これによって神経が刺激され、くしゃみや咳などの症状が現われます。
なぜ喉がイガイガする?
のどは食べ物や飲み物、空気の通り道です。 外からのものを直接取り入れる窓口になるため、食べ物や空気とともに病原体となる細菌やウイルスが侵入しやすい場所でもあります。 疲れなどによって、のどの抵抗力が低くなると、のどに細菌が感染することでイガイガするなどの違和感を感じ、のどが痛くなります。
喋ると咳が出る なぜ?
気道過敏性が亢進(こうしん)すると、会話中でも咳が出ることがあります。 気道過敏性が亢進するのは咳喘息や喘息です。 いずれも夜~寝ている間に咳が悪化するのが特徴ですが、悪化すると日中にも咳が出るため会話中でも咳が悪化することがあります。 「喉のつまり感」を伴うのも咳喘息の特徴です。