化膿している場合、消毒後に抗生物質配合の皮膚用薬を使いましょう。 傷口についた砂や泥などを流水(水道水)で十分に洗い流します。 その際、傷口だけでなく傷のまわりも洗い流すようにします。 その後清潔なガーゼなどで水気を拭き取ります。
膿なぜできる?
膿は、炎症が起こることで生じます。 主に細菌への感染が原因となりますが、ウイルスや花粉などの異物が原因となる場合もあります。 初めに感染が起こった部位のみで膿が生じることもあれば、感染が周りに広がって、元の感染部位とは離れた場所に膿がたまることもあります。
化膿 どれくらいで治る?
化膿した傷はどれくらいで治る? 個人差はありますが、医療機関での治療後、安静にしていれば通常は4、5日ほどで良くなっていきます。
化膿止めの薬は何?
化膿止めの薬はいわゆる抗生物質で、感染した細菌、真菌、ウィルスに対してそれぞれを発育させないようにし、感染症を治癒させます。 細菌に対して効果を発揮する薬剤を抗菌薬、真菌(カビ)に対して効果を発揮する薬剤を抗真菌薬、ウィルスに対して効果を発揮する薬剤を抗ウィルス薬と言います。
化膿してるかどうか?
傷の周りに黄色や緑色っぽいどろっとした液体が見られる、腫れている、赤くなっているなどの症状が見られる場合は、細菌が感染している可能性があります。 少しでも化膿しそうなサインが見られた場合は、迷わず化膿止めを使用しましょう。 湿疹など皮膚の炎症が起きている場合も、皮膚のバリアは弱くなっています。