ノロウイルスは体内に入った後、小腸の上皮細胞で増殖し、胃の運動神経の低下・麻痺が伴うために主に「腹痛・下痢・吐き気・嘔吐」の症状を引き起こします。 潜伏期間は12〜48時間です。 胃をひっくり返すような嘔吐もしくは吐き気が突然、強烈に起きるのが特徴です。
ノロウイルスの嘔吐はいつまで続く?
ノロウイルス感染症は一年中発症しますが、ピークは冬です。 症状は嘔吐で始まることが多く、そのほかに下痢や発熱が見られます。 嘔吐は急に起こりますが、半日程度でおさまることが多いです。 熱は38℃ぐらいまで出ることもありますが、こちらも1日程度でおさまります。
ノロウイルス 何度も吐く?
ノロウイルス胃腸炎の経過を正しく理解しましょう。 突然の嘔吐で始まることが多く、引き続き数回~10回くらいの嘔吐がみられますので、1~2回吐いたからといって慌てて病院に行くことはありません。 最初の6時間くらいは、最も吐き気が強く、吐き気止めの薬を使っても症状はおさまりません。
ノロウイルス 子供 嘔吐 いつまで?
乳幼児における一般的な症状の現れ方としては、突然の嘔吐から始まって、1、2日は嘔吐や吐き気が続きます。 その後下痢がみられ、3日~1週間程度で治まるとされています。
ノロウイルス 何科に行く?
病院の外来で検査を受ける場合、素早く検査結果が判明するノロウイルス抗原検査が行われるのが一般的です。 大人の場合は内科や消化器内科、乳幼児や小児の場合は小児科で受けられます。