一般的に脳に梗塞が起きると、症状は反対側の半身に現れます。 つまり、左側の大脳が障害されると右半身にマヒが起こります。 その理由は、運動に関係する脳の神経線維が脳幹の延髄(えんずい)という場所で交叉し、反対側の手足を支配しているためです。 感覚障害では、体の片側の「感覚が鈍い」「しびれる」などの感覚の異常が起こります。
脳梗塞 どちらが麻痺?
左の脳に梗塞や出血が生じた場合、右の身体に運動障害や感覚障害が起こります。 まず、どちらの脳に損傷を受けたかによって「右片マヒ」、「左片マヒ」が決まるわけですが、運動障害や感覚障害の障害の程度の差は左右差はありません。
脳梗塞 弛緩性麻痺 なぜ?
まずは弛緩性麻痺についてです. 脳卒中発症直後は筋の緊張が低下し,手足はプラプラと弛緩しており,この状 態を弛緩性麻痺と呼びます. 脳の回復とともに徐々に反射的な運動が出現し,粗大でパターン化された動き から,細かい分離された運動が発達していくという過程をたどることが多いです。
脳出血しびれなぜ?
脳梗塞や脳出血による手足のしびれの可能性も (両側に現れることもあります)これは、右脳が身体の左側を、左脳が身体の右側の感覚を支配していることによるものです。 身体の片側のしびれを感じたときには、脳梗塞や脳出血といった脳血管障害の可能性も考慮して、早急にMRIなどの検査を受ける必要があります。
脳梗塞 麻痺 どんな感じ?
脳梗塞の後遺症となるしびれ(感覚麻痺)とは しびれ(感覚麻痺)は片麻痺と同様に左右どちらかに現れやすい特徴があります。 麻痺が起きた側では触られたときの感覚が冷たい、温かいといった感覚がわかりにくくなります。 また手足のしびれも後遺症として感覚麻痺に相当します。