一般に脳梗塞急性期治療では臨床病型によって使用する薬剤が違ってくるため早急にその病型を診断する必要がある。 その点滴治療に並行し早期にリハビリテーション(リハビリ)も開始していく。 通常、発症から1ヶ月程度は急性期病院でリハビリとなる。 約6割は直接自宅に退院できるが、3割は回復期リハビリ病院への転院が必要となる。
脳出血退院どれくらい?
発病からの期間に応じて様々な治療やリハビリが提供されるように医療保険・介護保険などの制度があります。 しかし制度上最大限入院した場合であっても急性期病院60日、リハビリテーション病院180日合わせて240日約8か月が入院の上限となります。 そののちに自宅へ退院となりますので、その日に向けて様々な準備が必要になります。
脳出血 リハビリどれくらい?
リハビリテーションは1単位20分として、回復期リハビリテーションでは最大9単位(3時間)、土日休みなく実施することが推奨されています。 ただし、入院期間が最大6カ月と決まっており、さらに、70%以上(基準の高い病院)の患者さんが自宅等に退院することが義務付けられています。
脳外科手術の入院期間は?
2~3週間程度の入院期間が必要です。 しかし、患者さんの年齢や神経症状、全身状態等により、入院期間は異なってきます。 術後に放射線治療や化学療法が必要となった場合には、入院期間が長くなることもあります。
脳梗塞の入院リハビリは?
脳梗塞をはじめとした脳血管障害の後遺症のリハビリは、通常病院での 急性期リハビリ から開始されます。 病院で入院中のリハビリは、脳血管障害では150日、高次脳機能障害を伴った重篤な脳血管障害では180日の制限があるため、回復期以降のリハビリをどのように行っていくかが後遺症の残り方に影響を及ぼします。