脳出血の急性期治療:(およそ1~2週間) 脳内の出血は通常、数分で止まります。 しかし、血圧が高いと再出血を来たすこともあります。 そのため、高血圧を厳重に管理して脳出血の拡大を防ぎます。 また、出血周囲の脳には浮腫(むくみ)が起こるため、浮腫を減らす点滴などの治療を行います。
脳出血 いつまで?
脳出血は1日の内で血圧がもっとも高くなる朝10-12時頃に突然発症することが多く、発症から1-6時間ぐらいのうちに出血は止まりますが、30%は重症で、発症から一時間程度で意識障害が進行し、死に至るものもあります。
脳内出血したらどうなる?
症状 症状は出血の部位や出血量により様々ですが、頭痛・吐き気・めまいなどの自覚症状や意識障害、手足の麻痺、口のもつれや言葉の障害などが代表的です。 症状は脳梗塞とも似ており、しばしば両者の区別は困難ですが、どちらも迅速な治療が重要な疾患であり、これらの症状があったときには早めの病院受診が必要です。
脳出血 再出血 いつまで?
再出血は、発症後 24∼48 時間が最も多く、とくに発症後 6 時間までは出血が 持続することが知られています。
脳内出血 リハビリ いつから?
脳卒中発症から2カ月以内であれば、回復期リハビリテーション病院(同じ病院の中にあれば病棟)に移り、集中したリハビリテーションを受けることができます。 リハビリテーションは1単位20分として、回復期リハビリテーションでは最大9単位(3時間)、土日休みなく実施することが推奨されています。